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口唇裂・口蓋裂 症例写真

初回口唇形成術

口唇形成術

 

*画像の転載、複製、改変等は禁止

右唇顎口蓋裂の患者さんです。術後5ヶ月。

顎裂幅は広く右鼻翼位置がかなり後退していました。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。

文責:勝部

口唇形成術

*画像の転載、複製、改変等は禁止

右不全、左完全唇顎口蓋裂の患者さんです。術後2年。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。

文責:勝部

口唇形成術

*画像の転載、複製、改変等は禁止

両側唇顎口蓋裂の患者さんです。術後1.5年。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。

5歳頃の鼻柱形成時に利用することを見越して鼻幅はやや広めにしています。

文責:勝部

口唇形成術

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右不全唇顎裂の患者さんです。術後1年。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。

文責:勝部

口唇形成術

*画像の転載、複製、改変等は禁止

両側唇顎口蓋裂の患者さんです。術後10ヶ月。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。

まだ若干瘢痕が見えますがもう少し目立ちにくくなります。

文責:勝部

口唇形成術

 

*画像の転載、複製、改変等は禁止

左不全唇裂の患者さんです。術後6ヶ月。

口輪筋や鼻翼位置をしっかり合わせて形成しています。
まだ若干瘢痕が見えますがもう少し目立ちにくくなります。

文責:勝部

口唇形成術

 

*画像の転載、複製、改変等は禁止

左完全唇顎裂の患者さんです。術後1年。

左鼻翼を前方にしっかり移動して鼻翼位置を調整しています。
鼻の歪みについては今後経過をみて、必要に応じて修正手術などを行います。

文責:勝部

鼻形成術:成人期

口唇鼻修正術(口輪筋再建、鼻骨骨切り、鼻軟骨再建、鼻中隔再建)

 

 

画像の転載、複製、改変等は禁止

右唇顎裂の40代、女性の患者さんです。術後1年です。
成人前まで複数回の手術を受けてこられ、ご自身の時間的ゆとりが出来たために手術をご希望されました。

術前所見
口唇のノッチや瘢痕を認めます。また骨性斜鼻および軟骨性斜鼻を認め、鼻柱の著しい変位も認めます。右鼻孔底の陥凹も認めます。

術中所見
口唇:口輪筋の再建で修正しています。
鼻:鼻骨骨切りおよび肋軟骨を使用して斜鼻の修正をしました。過去の手術の影響で鼻軟骨は変形が著しかったために一旦取り外して、薄く加工した肋軟骨で再建しています。また変位した鼻中隔の位置調整と右鼻孔底に肋軟骨を移植することで鼻孔形態も整えています。鼻縁の形成は追加で皮膚の形成が可能ですが、希望されなかったため行なっていません。

斜鼻や口唇の形態も改善したため正面視は非常に改善しました。また鼻尖位置を修正し鼻軟骨を再建することで鼻翼の形態も改善していることがわかります。仰角写真でも鼻孔形態や鼻柱の傾斜がほぼ正常化出来ています。鼻孔上縁の形成は追加で皮膚の形成が可能ですが、希望されなかったため行なっていません。

文責:勝部

鼻修正術(隆鼻術、軟骨性斜鼻修正、鼻中隔延長、鼻尖形成)

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左唇顎裂の20代、女性の患者さんです。術後1年です。
これまで鼻の手術だけで4回手術を受けてらっしゃいました。鼻先が右に向いていることが気になる、そして複数回の手術で改善があまり得られなかったため手術に対する不安も強く感じていらっしゃいました。

術前所見
鼻尖が右にローテーションし、鼻尖もアップノーズになっていました。ご本人の気にされている鼻尖は今までの手術の影響で非常に硬くなっており、鼻翼基部自体も右側が頭側に変位していました。そのためローテーションの完全な改善は困難と判断し、バランスを改善することで目立ちにくくすることをご提案し、受け入れて頂きました。具体的には過去の手術で低めの鼻背に対して相対的に突出した鼻尖が逆に目立っていたため、バランスをとって鼻背を作ることで顔に馴染ませるというプランとしました。

術中所見
鼻背部には細片化した肋軟骨を留置して鼻筋を作りました。また軟骨性斜鼻については肋軟骨を用いて修正し、鼻尖を尾側に下ろすことで鼻孔が正面から見えにくくするようにしました。鼻尖部は複数回の手術により傷んだ鼻軟骨を薄く加工した肋軟骨で再建し、右鼻孔縁を尾側に降ろし、左鼻孔縁は逆に頭側に上げることで左右のバランス改善を図りました。

術前の予測通り、鼻尖のローテーションは完全には修正できておりません。しかし、突出することでかえって目立ってしまっていた鼻尖を馴染ませることで目立ちにくくなりました。また、鼻背を作り、鼻尖を下げることで鼻が長くなったことで顔も大人っぽい印象となっています。鼻を長くする操作については、お顔立ちによっては男性的になる方もいらっしゃいますし、本人の好みもあるため、術前によく相談する必要があると考えています。

文責:勝部

鼻修正術(隆鼻術、軟骨性斜鼻修正、鼻尖形成、鼻孔底引き締め)

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左唇顎裂の40代、女性の患者さんです。術後1年です。
これまで複数回の治療を受けていらっしゃり、一旦治療は終了と言われていたそうです。ご本人も仰角写真でよくわかるように鼻尖の位置異常を一番気にしてらっしゃいました。

術前所見
全体的にお鼻は大きめですが、鼻尖、鼻背とも低めな状態でした。鼻尖には軟骨が移植されてましたがグラグラと浮動し右にズレている状態でした。
鼻自体が大きめなのでバランスを取るには、鼻尖を高くする必要があります。その場合、鼻背がさらに低くなってしまうため、全体のバランスを取るには鼻背をもう少し高くする必要がありました。また鼻孔の広がりや鼻孔底の陥凹を認めました。

術中所見
鼻背部には細片化した肋軟骨を留置して鼻筋を作りました。また軟骨性斜鼻については肋軟骨を用いて修正しました。鼻尖部においては鼻軟骨の形成をしましたが皮膚の余剰が大きく、それを補う形で鼻尖に以前の手術で移植されていた耳介軟骨を重ねて移植しました。鼻孔底部は口輪筋の再建を行うことで引き締め、左鼻孔底には肋軟骨を移植しています。

鼻筋がしっかりと通り、正中化することが出来ています。側貌では鼻尖がやや低く垂れている状態(polly beak deformity)も改善を認めます。鼻根部ができることで、眼鏡がズレなくなったとのことでした。鼻尖位置を修正し鼻翼を引き締めることで正面視でも鼻翼形態が改善していることがわかります。
ご本人も形態改善に非常に満足して下さっています。ついでに、鼻根部ができることで、眼鏡がズレなくなったことも喜んでらっしゃいました。

文責:勝部

鼻修正術(隆鼻術、軟骨性斜鼻修正、鼻尖形成、鼻孔底引き締め、通鼻改善)

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右唇顎裂の20代、男性患者さんです。まだ術後1ヶ月ですので傷痕がまだ赤みがあります。
これまで鼻の治療は受けたことがないということで、成長も終了したので治療を受けたいとのことでした。
正面から見た左右差などを気にしてらっしゃいました。

術前所見
唇顎裂の方では鼻中隔軟骨の健側変位は必発であり、それに伴う軟骨性斜鼻を生じます。また、大鼻翼軟骨が後退している上顎骨に牽引されることで鼻尖の下垂を生じます。この患者さんでは、これらの症状を認めます。また、鼻骨の成長はこのような軟骨の要因とは別にしっかり成長しますのでその差がハンプとして認められていると思われます。手術によってスッキリした感じにすることを望まれましたが、鼻尖を前方に移動することで右鼻翼はスッキリしますが、左鼻翼の張り出しが残ることが想定されましたので左鼻翼縮小(外側法)も同時に行うことを提案し了承されました。また、決して鼻根は低くはないのですが、もう少し鼻根を高くすることでハンプを削らなくても鼻背のラインを直線化することが可能となることや鼻背長を長くすることで精悍で男性らしい顔つきになることから鼻根の隆鼻(augmentation)をご提案し了承されました。

術中所見
肋軟骨を使用して軟骨性斜鼻の改善および、鼻中隔軟骨の上顎骨への付着部の位置修正をしております。また、その際に左鼻孔から触れる前鼻棘を削って修正しています。正面視にて鼻孔の見え方がなるべく左右対象になるように大鼻翼軟骨を回転させるように修正しました。鼻尖の位置を術前のシミュレーション通りに持っていき、それに合わせて、鼻根部に砕いた肋軟骨を留置し鼻尖の上部にも肋軟骨を留置して鼻背のラインが繋がるようにしています。最後に左鼻翼縮小を行いました。

鼻筋が通り、鼻背長が若干長くなることで男性らしい顔つきになったかと思います。また、鼻翼の状態も左右差があまり目立たずスッキリした形態が得られています。まだ術後1ヶ月ですので傷跡は赤みありますが、これからほとんどわからないレベルになると思います。唇裂の患者さんにおいて、正面視での鼻孔の見え方をコントロールするのは非常に難しいのですが、左右差が目立たない位まで改善できていると思います。
また、唇裂の患者さんでは鼻中隔軟骨の変位変形に伴う通鼻障害が非常に多いため、耳鼻科の先生にお願いして通鼻改善の手術も同時に行わせていただいております。本患者さんでも通鼻手術を行っていただき、鼻の通りがすごく良くなったと好評でした。

文責:勝部

鼻形成術(鼻尖形成、鼻中隔延長、鼻骨骨切り幅寄せ)

        

 

 

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唇顎口蓋裂ではありませんが、生まれつきの低鼻変形の20代、女性患者さんです。まだ術後2週間ですので腫れや傷痕の赤みがあります。
これまで鼻の治療は受けたことがなかったとのことです。長年悩んでらっしゃったようですが、改善を決心され治療を受けていただきました。

術前所見
顔貌としては目の間の距離が近く、小鼻を中心として中顔面に埋もれているため、顔面中央が陥凹して見える状態です。CTでは鼻骨の形成や前鼻棘は比較的認められましたのでBinder症候群とは異なる病態と考えられましたが、鼻先が非常に低く、鼻柱基部も頭側の入り込んでいることから鼻軟骨や鼻中隔軟骨の低形成が想定されました。
術前の画像検査では軟骨の低形成の度合いは測れないため、ご自分の鼻軟骨を使用できない場合は、昔から行われているようなL字に加工した肋軟骨を移植する方法を取らざるを得ないということもご了解いただきました。鼻翼(小鼻)基部や鼻柱基部が低いため、そこに肋軟骨または人工骨の移植もご提案しましたが希望されませんでした。

上記より、可能ならご自分の軟骨を再構築することで鼻尖を形成し、鼻中隔延長することで鼻柱基部も尾側に移動しACR (alar columellar relationship) の改善を図ることとしました。目の間の距離が近いため、鼻背を高くするとその状態がより強調されます。そのため鼻背の高さは変えず、鼻骨から鼻尖にラインが繋がるよう鼻尖を形成することとしました。また、鼻骨は幅広く変形してましたので鼻骨骨切り幅寄せも行うプランとしました。

術中所見
術前に想定された通り、鼻軟骨は低形成で薄く、また位置異常も認めました。しかし、鼻尖形成に使用可能と判断し鼻軟骨を前下方にしっかり移動し、肋軟骨での鼻中隔延長を行いました。出血などを抑えるためソノペットにて鼻骨骨切りを行い、新たに移動した鼻尖と鼻骨の間のギャップには砕いた肋軟骨を留置し陥凹を予防しました。

鼻先だけでなく、鼻翼基部や鼻柱基部などの周囲の陥凹も改善されたため、中顔面全体のバランス改善を認めます。上口唇の始点が移動できたため、伸ばされていた上口唇も短縮されています。鼻翼縮小はしてませんが、鼻尖が前方に移動することで鼻翼もたわみも解消し正面視でも鼻翼がスッキリして見えます。
まだ術後2週間ですが、術中出血を抑えることで腫れや出血斑が非常に少ないことがわかります。

文責:勝部

鼻形成術(鼻尖形成、鼻中隔延長、鼻骨骨切り幅寄せ、隆鼻、通鼻手術)

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右唇顎口蓋裂の20代、女性患者さんです。
これまで鼻の治療は受けたことがなかったとのことです。

術前所見
口唇裂に伴う外鼻変形として右鼻孔の下垂や軟骨性斜鼻を認めます。また鼻背が幅広く低いために、顔貌における立体感が少ない印象でした。また唇裂患者さんでは非常に多いですが、通鼻障害も認めました。

当初は鼻形成については変化するのが怖いということでしたので、3Dシミュレーションしたものをいくつかお見せして下記のプランをご希望されました。鼻根を少し高くし、鼻筋を通すために広い鼻骨を骨切り幅寄せする。そしてその鼻背からつながるラインで鼻尖を形成すること、下垂した右の鼻孔縁を頭側に挙上する。

術中所見
肋軟骨を使用して軟骨性斜鼻の改善および、鼻中隔軟骨の上顎骨への付着部の位置修正をしております。正面視にて鼻孔の見え方がなるべく左右対象になるように大鼻翼軟骨を回転させるように修正しました。鼻尖の位置を術前のシミュレーション通りに持っていき、それに合わせて、鼻根部に砕いた肋軟骨を留置して鼻背のラインが繋がるようにしています。

全体的な雰囲気として女性らしい印象は変化させたくなかったので、鼻背長が長くならないよう鼻尖と鼻根の上下的な位置関係は変わらないように手術しています。これまで鼻の形成を受けておられなかったため皮下瘢痕がなく皮膚の厚みが薄いため、細めに形成した鼻尖形状を反映しやかったと思います。立体感のあるスッキリとしたお顔になられたと思います。

文責:勝部

口唇修正術(口輪筋再建、鼻翼基部軟骨移植)

 

 

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左唇裂の20代の男性で、口唇部に対して成人後も数回の治療を受けてらっしゃいました。治療は一旦終了と言われたけどもう少し良くしたいということで受診されました。

術前所見
一見大きな問題はなさそうですが、口輪筋の縫合位置などの問題から歪みを生じています。髭が生えている部分の輪郭が若干左が低くなっています。またそれに伴って左鼻翼の落ち込みを認めました。赤唇部についてもわずかに陥凹を認め、連続性の改善が必要と考えました。白唇部から赤唇まで切開しなおして口輪筋の再建と鼻翼基部への耳介軟骨移植を計画しました。

術中所見
白唇部から赤唇まで切開しなおして口輪筋の再建と白唇部の上部余剰皮膚を切除しました。また鼻翼基部へは耳介軟骨移植を行いました。

術後1.5年ですが、特に問題なく、ご本人も満足されたため治療終了となりました。

文責:勝部